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鳥山行政書士事務所 遺留分について(1)

2019/06/25
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1) 遺留分とは

遺留分とは、相続に、際し、相続財産の中から一定の相続人に対して法律上必ず留保されなければならない一定の割合をいう。法定相続人のうち、兄弟姉妹以外の相続人は、相続が開始した場合、遺留分に相当する利益を相続財産から取得できる権利が認められている。このような法律的権利を遺留分権と呼ぶが、これを行使する権利は相続が開始して初めて発生するので、相続が開始する前は、これを行使することができず一種の(条件付権利)である。

2)この制度は何のために認められるのか?

遺留分は、被相続人の生前贈与や遺言によって法定相続人の相続権が侵害された場合、そのうちの一定割合を保障するために、兄弟姉妹を除く法定相続人に対して認められた権利であり、いわば最低限度の相続分というべきものである。

遺留分制度は、被相続人の遺言等による財産処分の自由と法定相続の理念を調和させるために、相続権の最低限の保障を目的として、相続権の一部と理解され、いわば究極の相続権というべきものである。