BLOGブログ
BLOG

鳥山行政書士事務所 自筆証書遺言について

2019/05/14
ロゴ

自筆証書によって遺言をするには、遺言者が、その全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければならない。(民法968条1項)また同2項に自筆証書中の加除その他の変更は、遺言者が、その場所を指示し、これを変更した旨を付記して特にこれに署名し、かつ、その変更の場所に印を押さなければ、その効力を生じない。

上記のようにありますが、判例というものがありますので少し紹介します。

1  自筆遺言証書が数葉にわたるときでも一通の遺言書として作成されているときは、その日付、署名、捺印は一葉にされるをもって足りる。(この場合遺言書の落丁や差し替えを防ぐという意味では、やはり契印があった方が安全です。)

2  遺言者が何人であるかを知ることができ、他人との混同が生じない場合には、氏又は名のみでよい。

3  遺言者の本文の自署名下には押印がなかったが、これを入れた封筒の封じ目にされた押印があれば、押印の要件に欠けるところはない。

4  署名はあるが押印を欠く英文の自筆遺言証書であっても、遺言者が押印の習慣を持たない帰化者である等の事情の下では、有効である。